歌川国芳を見に六本木へ。
かみさん、大江戸線初めて。「おさるの電車みたいだ」とはしゃぐ。小っこいし狭いからね。
ミッドタウンのBodega Santa Ritaとかいうスペイン屋で昼飯。
生ハムうめえ!
パエリアうめえ。
いかん。調子に乗ってビール(カルメンとかいう名前の)2本、グラスワイン飲んで酔ってしまった。昼飯に7000円も使っちまった。
室内撮影用にホワイトバランスを白色灯にしたまま、ヒルズの例のクモを撮ったら気持ちの悪いことに。
ヒルズの美術館に行ったら、最終日1日前だからなのかとても混んでいて、20分待ち。中入っても混んでいる。
水滸伝シリーズの絵があって、北方謙三の水滸伝しか読んだことないくせに、
「ああ、コレは扈三娘だね。美人なんだよ。阮小五と阮小七かぁ。これは水軍の人、朱貴ね。こいつの饅頭がうめえんだ。燕青は体術が得意の人で」などとしったかの知識を披露してご満悦。
で、有名なコレ。
もう、こういう絵の前だと人がどかない。なかなか見れない。俺の番になったら俺もどかない。
猫のたこ。「こ」は「古」で「こ」と読ませるのかな?
アダム・カバット先生の妖怪本で少しは江戸のひらがなが読めるのだが、なんせたくさんあるとやっぱ読めない。横に現代語で何が書いてあるのか表示してくれればよかった。
其のまま地口 猫
飼好五十三疋
東海道五十三次でなくて「びょうかいこうごじゅうさんびき」ってことだね。
鰹節2本にがっついてる感じのが日本橋(にほんぶし)、皮を嗅いでいるのが神奈川(嗅ぐかわ)。最後の京都(京)なんか、おまえもうそれ、やけくそだろうと思う。「ぎやう」(鳴き声なのかね)だってさ。とか、かなり強引だけど可愛いから許す。猫好きにはたまんないわな。
んで、金魚。
おたまからカエルになりけけのやつ(?)の手を引いてたりさ、あと、金魚の正面って可笑しすぎるだろ。いやまあ、センスの塊だね。
観ている人観ている人、一様に「漫画だね」「漫画の原点だね」って、言っていて、そのとおりだよまったく。
でもね、展示してあるの全部見たけど、
一番見たかったコレが展示替えのせいなのか知らんが無かった。残念。
疲れた。
展望室からの眺め。海に沈むスカイツリー(ホワイトバランス間違えたままなだけ)
立川戻って玉河で呑んだくれのいつものパターンで終了。