2013年3月26日

ちゃんと飲んでますか

処方箋薬局のおっさんの立ち位置がよく分からない。

歯ブラシやらマスクやらフリスクやらを買うのでよく行くドラッグストアに、
処方箋受け付けますって看板があったので、歯医者が出した処方箋を出す。
遅い。
初めて行ったから何か書かせられる。
いいから早く出したまえよ。
医者が患者に「指示通りクスリ出しとけよ処方箋薬局さんよ」って紙なんだろ、処方箋ってのは。
パソコンを叩いてみたり奥の棚をごそごそやったり、探しているふりをしたふうに見えるようなことをしてみたり。なかなか出てこない。
じっと待っていたら、
「あ、歯の治療ですか」
と、時間稼ぎ感全開の顔をして尋ねてきやがる。
歯医者が出した処方箋だよ。肛門の治療のわけねえだろ。

「教えない」
お前に教えることは最初から1ミリも無い。クスリの相談は歯医者と済んでいる。
ようやく出てきた。

昨日は別の病院に行った。
だいぶよくなっているので2月にいっぺんの通院。
ここでも処方箋を出される。
で、処方箋薬局に持っていく。

ここは何度も来ているから何か書かされることもない。
しばらく待つと呼ばれたので窓口に行く。
するとどうだ。俺を呼んだおっさんは。
「ちゃんと飲んでますか」
と。

「あ、はあ」
イラっと来る。
お前に心配される筋合いじゃねえんじゃ。
飲むペースと量は医者と相談済みなんだよ。
四の五の言わずにさっさとクスリ出せよ。

「ずいぶん間が開いているようですが」
って、こんだ通院ペースの心配までしやがる。

だから、お前は俺の何なんだよ。
「ゼンゼイとゾウダンジデちゃんと通院して飲んでますが何か」
ぐらいの口調で言ったら恐縮してやんの。

奴らは何のためにいるんすかね。
いや、いるのはいいんだが、かかってる医者と相談済で出てくるもんだろうよ処方箋って。
それ見て黙ってクスリ売りゃいいんじゃないの。
なんなのかね、「私にも相談に乗れますよ」感をむんむんに出してくるあの感じは。