オサレなドン・キホーテ
と一言で済ますことにしている。
で、そのヴィレッジヴァンガードが立川のウィルってつい言ってしまう、っていつの話だよって、そのルミネの7階に入っている。
店頭には、にせミッ●ーマウスみたいな恐いのや、
太い針金みたいなやつが10何本かついていて、頭に被せるとゾワっとするやつとか、かと思うとジブリコーナーがあったり、最近話題の漫画のアイアムアヒーローがあったり、つげ義春の漫画があったり、奥の棚には町田康が並べて置いてあったりと、取り止めが無くて面白い。
キーホルダーを見ていたら脇のレトロなラジオ風のコンポから流れている曲がかっちょいい。
Swingと書いてある。とにかくカッコいいとか、イタリアの老舗レーベルがうんたらかんたらとかポップで書いてある。この感じはアレだ、
ベルヴィル・ランデブーっつうフランスのアニメがあって、見たことある人ならわかりやすいんだけど、あの映画のBGMっぽい。
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=4892
CDがコンポの下に置いてあって、今かかってる曲のCDを売っているみたい。
タイトルは
Beginners Guide to Swing
Swingの初心者ガイドっつうことですな。

Swingっつうのを知らぬけど、
テンポの早いジャズというか、レトロなダンスミュージックというか。
買った。
なんかいろいろ御託を読んでみたいと思って帰って箱開けてみたら、輸入盤のようで、日本語解説もなんもない。まあ、聴くか。
CD3枚組の1枚目はビートが効いてて最近のっぽい。
Tim Timの Rum'n'Cocacola (Shake It Up Well) って曲。
ほかにもほかの人の別バージョンが入っていたからたぶんこの分野のスタンダードなんだろうけど、
ラッムン コッカーコラ♪
っていう古臭い女性コーラスのあたりなんか聞いたことある人もいるんではないか。俺は記憶の引き出しの3段目の奥の方に破片が少しだけあった。
Club Des Belugas feat Fred Astaire の Puttin On The Ritz (Club des Belugas Remix)
お、プッチンオンザリッツですよだんな。80's聴いていたら知ってるでしょ。あのTacoですよ。タコのおっさんがカバーして有名なアレ。超かっちょよいバージョンに仕上がっちょります。
(オリジナルは↓こっちなんだそうで。タップダンスしちょるわ。)
http://www.youtube.com/watch?v=IFabjc6mFk4
なんて聴きながら曲目眺めていたら、3枚目のCDに、
Tony-Tani - Saizansu-Mambo
トニー谷!!
算盤じゃりじゃりやりながら「あなたのお名前なんてーの」←これは拍子木でやってたか、のトニー谷。
もちろんブレイクしてたのは生まれるず~いぶんと前でござんすから、「歴史」としてしか知らんざんすけどね。
こんなところでお会いできるとは。
すげえな。これ輸入盤ざんすからね。
ちょっと古臭くて照れるが、ださカッコいいというか、
とにかくいいじゃん、谷さん。
って、カミサンに報告したら、
「ああ、『な~や~む、ハン~サム』のアレでしょ」
って、なんで知ってんだよ。
調べたら宮城まり子(俺ら世代には「まんが世界昔ばなし」をひとりで何役もやっていた気味の悪い人だけど)とデュエットなんだね。
そんで、
トニー谷のwiki読んでたらうるうるきちゃったよ。
かっこいいなこの人。
まあいいや、
今日はご機嫌に脳内リフレインがこれ。
ザンス、ザンス、さいざ~んす!