2010年11月22日

バイハザで息子に負ける件について

育て方をどう間違ったのか、
うちの息子(小学6年)がバイオハザード(5)が上手い。
つっても、
お父さん(俺)との比較のうえでにすぎないのだが。

1個先のシナリオを先にやらせる。
だって偉い人は尖兵を務めないからね。それに息子に先陣の栄誉を譲るという意味もあるのだよ。
1回隣で見ていればコツが分かるというものだ。それを参考にお父様はゆうゆうと息子とゾンビの屍を踏み越えていくというわけだ。ふはは。大人の知恵という奴だよ息子。と、ほくそ笑みながら息子にコントローラーを渡す。

始まってすぐにこっちのベランダみたいなところから、ワニがいる池にできた棚のうえにゾンビ達がうようよ並んでいる。

すかさず息子。こっちのベランダからハンドガンでゾンビの一人一人を冷静に撃ち落としていく。
ほっほう。
なるほど。
そうすれば肉弾戦にならず、被害は少ないわな。
ひと通り終わって、同じシナリオでお父さんの番。

どれ。
あっちにいるゾンビをだな、こうしてハンドガンで狙って、パンっと、
おっと外れた、も一発パンと。
あれ、当たんねえ。く、この、パンパンパン。
あ・た・ん・ねええ。

そうこうしているうちに、今回のゾンビは走るのがすごく速い働き者さんなので、アウアウしている間にこちらのベランダに飛び乗ってくる。
仕方が無いので至近距離でショットガンをぶっ放す。
最初から引きつけてから撃つというのであればかっこいいのだが、間合いを詰められてのやむにやまれぬ、、

いやいや、そんなレベルではない。
横で録音したのを今再生したとすると、

イ、ヒヒヒィィィ、ク、来るなァァァァ!
こ、こいつ、この、ゾンビの癖に走んなよ、避けんなよ、キヒヒヒィィ死ね死ね死ね。

である。
そんなで連射してしまうのである。無駄弾ばかり。
そして弾切れ、仕方なくハンドガンをもってトボトボ歩くというとてもカッコ悪い主人公になってしまうのだった。先程の華麗なガン捌きのクリスさんの面影はない。

シナリオが終わると成績が出る。
70%超の命中率をたたき出す息子に対して、お父さんは60%前後。
くう。
横で息子がにやついている。

0 件のコメント:

コメントを投稿