2010年2月9日

三国志Ⅱ~故事成語について考えてみる~

今日は「泣いて馬謖を切る」について考えてみようと思います。

ツイッターのIDを入力すると、あなたは三国志でいうと誰々ですって。
ガンダムでそんなのあったよね。それのツイッター版。
でやってみたら馬岱って。誰よそれ的な微妙な。

で、その旨つぶうやいた。

うう、なんか馬が付く人ってみんな武力馬鹿っぽくて嫌だ~。馬超ならいいけど、こんな中途半端なのやだあ。chosabuchoさんは三国志では『馬岱』です。 by Twitter三国志 http://bit.ly/aaJVgA
posted at 11:11:21

馬騰とか馬超ならね、まだ有名だけどね。馬岱ってさ。そんなにキャラそろえないでよ。そういえば最近ガンダムのやったら「あなたはアッグです」って。知らねえよアッグ。

そしたら返事が来た。

RT @NEOspriggans: @chosabucho 馬良がいますよ馬良が。策士です。
posted at 11:15:02

そんで返信した。

ああ、白眉様を忘れていました。失礼しました。あと泣いて斬られる人もw RT @NEOspriggans:
posted at 11:17:41

馬でも馬鹿じゃないのいたじゃんね。
白眉って言葉がありますが、これは馬良さんの眉が白かったことから来てる。
それから、馬良といえば兄弟の馬謖(ばしょく)も忘れないで。

で、この馬謖から生まれた故事成語がみなさんもよくご存知の、

泣いた馬謖を斬る

ですね。
どんな話だったかというと、

昔、蜀の武将の馬謖が、街亭の戦いで自分が調子に乗ったもんだから、なんやかんやで負けた。そんで、泣いていた。ウエーンウエーンって。

あまりにも五月蝿くてみっともないので見かねた部下が、「マジうるさいんすけど。なんとかしてくんないすか、こいつ」って諸葛亮に頼んだ。そんでしょうがないから諸葛亮が馬謖を切り捨てたという話。阿呆な人は斬り捨てた方がいいですよという教訓。

あと、なんだっけ、確かこういうのもあったと思う。

泣いた馬謖がもう斬られた

昔、蜀の武将の馬謖が、街亭の戦いで自分が調子に乗ったもんだから、なんやかんやで負けた。そんで、泣いていた。ウエーンウエーンって。それを見た諸葛亮がムカついて速攻で斬り捨てた。

まだまだあるよね。

犬も歩けば馬謖斬られる

雨降って馬謖斬られる

臭い物に泣いて馬謖斬られる

泣く子と馬謖は斬られる

馬謖を笑うものは馬謖に泣く

泣いた赤馬謖

馬謖の魂百まで斬られる

暖簾に馬謖 腕斬られる

泣きっ面の馬謖 蜂に刺されたうえに斬られ その後焼け栗がとんできて牛のウンコに滑ってその上に臼が落ちてくる

たくさんあったね。


あ、最後に大事なのを忘れていたよ。三国志で一番有名な故事成語だ。


死せる孔明 泣いて馬謖を走らす


五丈原の感動的な場面のあれですね。
危ない危ない。うっかり忘れるとこだった。

3 件のコメント:

  1. ほーらまただれもついてこれないじゃん

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  2. ↑それはあなたが三国志を知らないだけ。知ってる人だけ笑えばいいの。

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  3. ↑(´・ω・`)ショボーン

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