ファーストパーソン・シューティングと分類されるゲームにハマっている。
息子が買ってきたコールオブデューティー以来。
そうは分類されてないけど、アンチャーテッドもほぼ銃撃戦のゲームなのでこれも含めて。
で、今やってるのがメダルオブオナー・Airborneって奴。
米軍第82空挺師団の一人の歩兵となって戦う。ヨーロッパの各地で戦う。
まあ、これが40代のおっさんのせいなのか、俺のセンスが無いのかとにかく難しい。
イージーでやるのは嫌だったのでノーマルで始めたんだけど、まあ、すぐ死ぬね。死ぬわ死ぬわ。
敵の銃弾が飛び交うなか攻略しなきゃいかんわけで、土嚢や塹壕やビルの影に隠れる。
当然敵もそうするわけで、
お互いヒョコヒョコ頭を出しては撃って引っ込めるってことになるんだけど、
敵の射撃がまあ正確で。こっちが照準合わせている間に、どこで訓練受けたらそんな射撃ができんだよってぐらい、俺の頭を正確に撃ち抜いてくれる。あうあうしている間に敵の手榴弾が飛んできて即死する。
ならばってんで、高いところに降下してスナイパーライフルで、ひっひ、アウトレンジから狙ってやるよって望遠スコープを絞って敵さんをアップで見て、さあ撃とうとすると、どうやって見つけたんだか千里眼の能力を持つと思われるドイツ兵が見返してくる。アップだから目が合う(ような気がする)。
さっと、こっちを見てマシンガンを乱射しやがる。しかもそれが当たるんだよな。
もう、どうしろって言うんだ。
しまいには、土嚢越しにこっちを見ないで乱射してるのに、銃弾は正確に俺をめがけてくる。
困った。
さらに困ったことには、トラヴァーズ上等兵(プレーヤーが操る主人公)は酒飲みときたもんで、
いや、ゲームをするときはたいがい酒を飲んでいるので、プレーヤー(俺)が酒飲みなわけだけど。
「トラヴァーズ、よく来たな。俺を援護しろ」的な意味の英語を上司と思われる兵隊さんにかっこよく言われて、その上司は勇敢にも突っ込んでっちゃうわけだが、
「援護しろっつったってあの、ちょっと待ってちょうだい、左の崖上にいるナチ野郎のマシンガンが激しくて、こいつを始末しないことには前に進めないでやんす」って思ってまごまごしている間に、上司さんは敵の手榴弾を食らって吹っ飛んでいたりする。
「ああああ、無茶するから。こういうときは臆病なのがいいんですって」などとア・バオア・クーに突入するときのカイ・シデンのようなことを独りごちて、スタートボタン(ポーズ)を押してプシっと缶ビールを開けて一口飲んだりする。
まったく軍法会議ものだ。
かと思うと、上手いこと敵をやっつけて行って建物の奥に入っていくと、そういうルールなのか、思いがけず敵がドンっと湧いてきて、うわ、どうしよう囲まれた、ってときに限って味方が全然来なかったりする。で、死んでプシっとビール。
なんてやっているうちにトラヴァーズ上等兵は酔っ払ってきて、もう照準なんて全く合わない。ドイツ兵はドイツ人のくせにビールなんか飲んでいないから射撃は正確なまま。
とかいいつつ、3面分をクリアして、来ました来ましたマーケット・ガーデン作戦。
82空挺師団と言えば映画(遠すぎた橋)でロバート・レッドフォードがやってた部隊ですね。
でも、映画と違って祈りながらボートを必死こいて漕ぐところなんかなくて、降下したナイメーヘンの町なかにティーガー戦車がうろついていたりする。もちろん遠慮無く88ミリ戦車砲をぶっぱなしてくる。
ゲーム上では対戦車武器をめっけて破壊しなきゃいかんらしくて、
酔っぱらいトラヴァーズ上等兵はその対戦車武器がめっからなくて、
「ちょっと空軍さんは何やってるのさあ」とかぶつくさ言いながらナイメーヘンの町を泣きながら彷徨って死ぬこと10回以上にのぼっているのであります。
で、今日は寝ます。
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