2013年8月23日

東京ゾンビの場合(ゾンビ5)

(昨日の続き)

Tsutayaをうろうろして目についたから借りた。



うわあ、タイトルからしてクソ映画。
でも浅野忠信だ。どうだろう。

隣は誰だ。え?哀川翔。
うへえ。ますますダメダメっぽい。


観た。
いやいや、なんの。
程よい変な間、程よいB級感、ほどよい無茶苦茶な展開。
お馬鹿なアフロ君を演じる浅野忠信がほんとに馬鹿っぽい。上手い。
すっとぼけたハゲの哀川翔もいい。

これは観て正解。


こちらのゾンビは、オーソドックスなゆらゆらゆっくり歩き。

哀川翔って、出てる作品全く観たことがなかったんだけど、
龍が如く5で名古屋の借金取り役で出てきて、なんとなく親近感が湧いてたんだよな。
Vシネマでチンピラばかりやってるイメージだったんだけど見なおした。
あと、
龍が如くOF THE ENDの真島さんの元ネタはこれだったのか。


あら、結局龍が如くに話が戻ってしまった。
というところで、

龍が如く維新ってのが出るそうで。
http://ryu-ga-gotoku.com/ishin/index.html

桐生さんが坂本龍馬役。
う~ん。坂本龍馬の器用な感じは桐生さんにはちょっと似合わないような。
ゾンビにぶつかって
「てめえ、どこに目つけてんだ」
ってゾンビ相手に凄んじゃう人だからなあ。
ゾンビのキャバクラに入っちゃうおっちょこちょいだからなあ。

ええ?斎藤一が坂本龍馬??なんじゃそりゃ。

真島さんは何の役やるんだろう。


東京ゾンビは
原作があるのを観た後で知った。
この絵はネットでちょくちょく見かけるな。

2013年8月22日

ワールド・ウォーZの場合(ゾンビ4)


(昨日の続き)
で観に行ったのがワールド・ウォーZ
http://www.worldwarz.jp/
(以下、ものすごいネタバレなので、これから観る予定の人は読まない方がいいです)


新聞評で、
「フィラデルフィアが壊れていくさまがすごい」
みたいなことが書いてあった。
その通りだった。
最初、街なかで渋滞にはまって、
なに?なになになに?なにが起きてんの?
の切迫感がよくてかなり引き込まれる。

主人公の運がラッキーマンよろしく良すぎ
みたいな評をネットでみかけたけど、その通りだと思う。
でもいいじゃんそんなの。
ずっと不運なヒーローの映画なんて観たくないよ。

それよか思ったのは、
なんていえばいいのか、アメリカにおけるゾンビの常識感というか。

ゾンビに噛まれるとゾンビになる。

まあ、常識ですわな。
これが非常に浸透しているというか、大前提になっている。
というのも、

フィラデルフィアでゾンビに噛まれている被害者を初めて見たピットさんが、数をカウントしている。

何してんのって思ったら、後で分かったんだけど、
噛まれてから何秒でゾンビになるのかを計っていたのだ。
それまで、元国連の職員というかエージェントだったんだけど、映画のその前には、今は普通のお父さんだよっていう描写しかなく、

ゾンビに噛まれたらゾンビになる

がこのたびの騒ぎの原因として広く流布している状況とは見て取れなかった。
だとすれば考えられるのは、
世界中がゾンビ渦になるずっと以前にすでに常識になっているということで。
それを支えているのはなにかといえば、
アメリカが誇るこれまで数限りなく作られてきたゾンビ映画なんだろうって思う。

アメリカでは、

父:「ヘイ、マイキー。ホームセンターに行ってきたぜ。いかしたショットガンだろ」
息子:「わあ。これでゾンビが来ても安心だね」
母:「あら、お帰りなさい。屋根裏部屋を掃除しておいたわ。ゾンビが来たら逃げられるようにね」
息子:「屋根裏部屋に隠れるのはテッパンだもんね」
母:「あら、お父さんはいいけど、私のは?」
父:「寝室用にハンドガンを買っておいたぜマイハニー」
母:「素敵。でも」
父:「なんだい」
母:「もし私が噛まれたらすぐに撃ち殺してね」
息子:「いやだよママ。そんなこと言わないで」
父:「大丈夫だよマイキー。そのときはみんなで噛み合えばいいのさ」
息子:「そっか。そしたらみんなゾンビだから大丈夫だね」
母:「やだ、パパったら」
一同:「hahahahahahahahaha」


という会話が、
日本で言えば地震に備える家族会議のようなものが、
全米では、ゾンビ対策会議となって日常的に行われているのだ。


ピットさんが韓国の米軍基地に立ち寄った際に、
そこの隊長さんが以下のようなことを言った。

「ゾンビは頭を撃つんだ。それ以外でやつらは倒れやしねえ」

ゾンビはヘッドショットで倒す

この基地はすでにゾンビだらけになっている。
闘いぬいて生き残った者のセリフとして傾聴に値するが、
何故頭を撃つのか、
という言及がほぼ無い。
「そうだね。了解」って感じでピットさんも流している風だ。
だとすれば考えられるのは、

ゾンビはヘッドショットで倒す

が、
ゾンビ渦が世界に蔓延する以前に全米に流布しているからに違いない。

カプコンの例のゲームの影響も大いに考えられる。
ヘッドショットは弾丸の節約になり得点も高い。
多くのアメリカ人がこの知見を共有しているからこその「そうだね。了解」なのだ。

もうひとつは、

ゾンビは一度死んでいる 生前のその人とは別物

リビングデッドという別称があるように、
1回死んでいるのだ。
というゾンビ物の「常識」を登場人物の誰一人として疑っていない。

映画では、ゾンビが溢れてしまった原因は謎のウイルスの蔓延ということになっているんだけど、
だったら、そのウイルスをなんらかの方法で退治すれば、
一度ゾンビになってしまった人も病気が治癒するように治り、日常の生活に戻れるのではないか、

という可能性が一顧だにされない。
日本でこういうことが起きた場合、
誰もが頭に浮かべて考慮するのは、例えば仮面ライダーで、ショッカーの悪者を退治したとたん、目の下になぜかクマができて悪さをしていた人が、元の善人にケロっと戻ったりする--という可能性だ。

そういう可能性はないのか、おいおい、殺しちゃって大丈夫なのかよ、
ってことを、この映画のなかの人は誰も考えない。
最後の描写でなんか、あらまあ殺す殺す、折り重なったゾンビの山を燃やす燃やす。

あと気になったのはあれだ、
走るゾンビ。

もう、全速力。
ごちゃっと固まって、全員が全速力でこっちに来る。
怖い。
ゾンビさんはいつからあんなに走れるようになったのか。
イメージとしては、ゆらゆらしながら両手を前に伸ばしてゆっくり迫ってくるものだったけど。

あと、
墜ちるヘリ

前回紹介したカプコン製ではないだろうが、
エルサレムでピットさんを迎えに来るヘリが出てきたとき、
「これは墜ちるな」
とニヤリとしたのは観客で俺だけではなかったはずだ。
墜ち方もなかなかよかった。
ごちゃまんとゾンビがたかって重さで墜ちちゃうという。

良かったのは淡々としたとこだね。
ピットさんが行く先々で、みんなひどい目に遭う。

1)救世主となるべきウイルス学者、韓国の米軍基地に到着早々すっ転んで死亡。
普通、こういう学者って生意気なこと言って主人公とすったもんだやった挙句に死亡、
とか、
すったもんだやった後和解して主人公と友情、
みたいなのが多いけど、死ぬ。
あっさり死ぬ。

2)その基地で、隊長ゾンビ化⇒自殺
完全にピットさんが原因。
音で刺激しちゃダメっつってんのにピットさんの携帯が鳴ったせいでゾンビが稼働する。
それなのに周囲の米兵たちは「携帯電話はお切りください」って飄々としてる。

3)壁で守っていたエルサレム壊滅
これはピットさんのせいじゃないけどね。

4)イスラエルの女性兵士、左腕をゾンビに噛まれる
どうみてもピットさんを守るために噛まれた感じ。
それ見たピットさん、
速攻で腕を切り落とす。

5)エルサレムで乗った飛行機爆発、不時着
ピットさん、飛行機内で手榴弾投げちゃダメでしょ。
躯体が壊れて、空にほっぽり出されちゃう乗客は全てゾンビ化した後ですよ、非感染者はいませんよ、の描写が細かい。

それから、矛盾点なんだけど、
航空路を通じて世界中に感染が広まったってことだけど、
噛まれて十数秒で感染するんなら世界中に拡散できないと思う。
搭乗するときだけおとなしく人間のふりができるなら別だけど。
潜伏期間がある程度あるから感染が広がるんであって。

なんつて、いろいろ書いたけど、
面白いっす。

2013年8月21日

ゾンビ3

(昨日の続き)

いや、それほど観たいってわけじゃなかったんだけどね、
借りてた「のぼうの城」を返しに行ったところ、
ちらと目について借りてしまった。
4見て、ジルさんたちが大量のオスプレイで攻めてきてその後どうなんのか気にはなってたけど。気になる終わらせ方だったしね。

映画のバイハザ5作目の話。
(以下おもいっきりネタバレ)
http://bd-dvd.sonypictures.jp/biohazard5/site/

なんか全然関係ないでやんの。
船で助けた白い服の人たちはどうなったのかなんてどうでもいいみたい。
前作まででも思ったんだけど、アンブレラ社やウェスカーさんは、いったいなにがやりたいんだろう。
世界中殺しちゃったら儲かんないし、支配する意味もねえじゃん。
ウェスカーさん、何の説明もなく普通に生きてるし。ヘリで爆死してたよね。あれは何なのさ。クローンとかどうせ言うんだろうけどさ。
アリス(ジョボビッチ)さんも「あれ?死んだよね」とか、ちょっとは突っ込めよって。

そんで、なんでジョボビッチはいつも半裸で目が覚めんだよ。
趣味なのか。
フィフス・エレメントんときからそうだよな。
かんけいないけどおっぱいちっちゃいな。

あと、レオンさんとエイダ・ウォンね。
この二人、ゲームやってた人にはお馴染みだけど、
何の説明もなく突然登場してない?映画の4までで前振りあったっけ。
それからエイダ・ウォンやってる女の子ね、
う~ん、赤いチャイナドレスでハンドガン構えている様はゲームのまんまなんだけど、
ちょっとひよっこだよね。
ゲームで見せる、
「せいぜい死なないようにね」みたいな捨て台詞で、
ヒュンってワイヤー撃って去っていく、
あの全てにおいての上から目線感が無い。
そいから、ボウガンを主力武器にしないと。
そんでレオン、もっとかっこいい俳優でやっとけよ。

で、
ジルさんの胸についてる蜘蛛みたいなやつ、随分簡単にポコって取れちゃうじゃねえか。
ゲームじゃ取るのにすんげえ苦労した(5、6回コンティニューした気がする)な。あれはなんだったのかと。
暴れまわるジルさんをボコボコにしてようやくぐったりしたところで馬乗りんなって、ボタンを連打するという。

あと、初回作から思っているんだけど、
この映画、バイハザと同じタイトルの割にバイハザ感が足りないよな。

どういうことかというと、
殺したと思ったら這ってくるゾンビがいてつまずいてうざいとか、
苦労して見つけた六角レンチでキコキコ回すと、別のところで噴水が止まったり、女神像からカギがポロっと落ちてきて次の通路に行けるとか、
見っけたと思ったら四角レンチでがっかりとか、
緑ハーブや赤ハーブ、
いったい誰が何のために仕掛けたのか分からない絵画のパズルとか、
銅像を押すとか、
いったい誰が何のために置いてくれたのかハンドガンやショットガンの弾丸がいたるところで見つかるとか、マグナムの弾だラッキーとか、
弾切れで辛いときに弾丸が出てくるものと期待して箱や樽を壊したら蛇が出てきて、撃ち殺そうとするとなかなか当たらなくて弾を無駄にしてしまうとか、
屋内を歩くとき「カシポクカシポク」鳴る足音とかをもっと全面に出せぬのかと。

あ、でもヘリはよく墜ちるな。
あれはよろしい。
カプコン製のヘリは墜ちるものだ。

うお、まとめている人がいたwww↓
http://nicoviewer.net/sm18989694

2013年8月20日

ゾンビ2

(昨日の続き)
各主人公はそれぞれの最強武器を持っていて、サブとして弾無限・リロード不要の黄金銃とかいうハンドガンを持っている。
回復ドリンクも売るほど持っている。
あと、サテライトレーザーっていう反則武器もあったな。


なので楽しくゾンビ達をぶち殺せる。
ひと通りやると、


う~ん、でもあれだな。ゾンビ殺しの基本ゲームといえばあれだなと。
バイオハザード。

シリーズの5を引っ張りだしてやる。
ビキニ姿みたいなシェバさんとコンビで進む。


おお、やっぱシェバさんいろっぺーーな、などといっていると横でかみさん、
「絵だし」

このゲームの醍醐味はやっぱ、
ンゴベバ
とか何やら叫ぶザコどもだ。
それで思い出した。
ザコが楽しいのは4だった。
4に変更。



「うんこだ捨てろ」や「おっぱいのペラペラソース」や「今月号」や「森ネズミ」や「マタロー」どもをシカゴ・タイプライターで切り刻んでいく。
いやあ、「もちっとしたギョウザ」がほんとに「モチッッッ」って言っててモチモチ感溢れてるなあ。



無敵のアシュリーを囮に使って遊んだり。
ついでにエイダ編もやってあっという間に終わる。

つうか、バイハザの4からって、もうすでに敵ゾンビじゃないし。


まだまだ時間は余っている。
もっと我にゾンビを。


映画でも見るか。

2013年8月19日

ゾンビ1

きっかけは龍が如く夢叶えしものだった。
やり終わってみたが何やら物足りないような。
面白かったのだけど。

なんだろうと思ったら、ぶっ殺し感だった。

このゲーム、
街のチンピラを、ほぼ経験値稼ぎのためにぶん殴るんだけど、
まあ、喧嘩ふっかけてくるのは向こうなんだけど、
だからって、消火栓表示の、あの道に立ってる赤い棒を引っこ抜いてぶん回したり、ドスでちょいひねり気味に腹を二度刺ししたり、うつ伏せにうずくまった奴の後ろ頭を押さえつけて路面に大根おろしみたく顔をズーリズーリ、
ってのはやり過ぎだと思うのだ。
相手はチンピラとはいえ、はたから見たら、どう見ても暴行傷害致死で捕まるのはこちら側なのだ。
かなりの罪悪感とやっちまった感があるのだが、喧嘩が終わるとさっきまで顔を大根おろしにされてた人が元気に土下座してる。
殺したことにはなっていない。
なんだかなあ。
う~ん、ならばいっそのことぶっ殺しても罪悪感の無いのはないのかというとある。

同じシリーズで2011年に出た龍が如くOF THE ENDってやつ。
歌舞伎町(ゲーム内では神室町)がゾンビだらけになってしまって、
主人公がぶっ殺しまくりの大活躍。とゆう無茶苦茶な設定のやつ。
相手はゾンビだから、殺しても罪悪感は無い、はず。

随分まえに終わったやつを引っ張りだして、いわゆる二週目の何度目かをやった。

ここからゾンビ週間が始まっちまった。

2013年8月7日

麹町のおじさん

2階の窓を開けていると外の通行人の会話が結構聞こえてくる。
以下、かみさんの報告。

公園に行く親子の話が聞こえてきた。
母、息子(3歳位)

子「すごいスピードで追いかけてくるの」
母「夢のお話?」

子「そう、麹町のおじさん」
母「何で麹町なんて知ってるの、すごいねえ、テレビで見たかな?」
 
子「麹町のおじさんに聞いたの」
母「麹町におじさん居ないよ、だーれのことかな」
子「ず~と居るじゃん!」
 
母「何処に居るの??」
子「ママの部屋」

続きが聞きたい。