調査部日記
調査部日記改です。今後ともよろしく。
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2011年3月30日
テレビを見ていた
日本時間昨日。
かみさん報告。
今日立川で店員相手におしゃべりをしている元気なおばあちゃんがいた。
長かったが立ち止まって聞いていた。
話を要約すると、そのおばあちゃんは、
地震の前からずうっとテレビを見ていた。
揺れている間も津波のさなかも自宅のテレビを見ていた。
大変な事になっているので怖くて昨日まで自宅から出なかった。
自分が津波から助かったのは家のテレビがアナログだったおかげだ
と思う。
その人は
八王子
の人。
2011年3月23日
コメ・牛乳・トイレットペーパー
もうだいぶ商品の陳列が改善したけど、
コメ、牛乳、トイレットペーパーという、現状では理解不能なものが東京で売り切れ・品薄になった。
なんでだろうと考えてみる。
まず、トイレットペーパーはどうだ。
大地震・津波・原発事故>>>>>>>>>>>>>>>トイレットペーパーのつながりが全然分からない。
ただ、冷静に考えてみよう。
トイレットペーパーをたくさん使うときはどういうときか。
ウォシュレットが無い場合、ふいてもふいてもふいても何でか知らんが付いてくるときがある。
いや、ウォシュレットでくまなく洗ったつもりでも何故かしつこく付着している場合もある。
そう。
>>>>>の部分に、「うんこの切れ」を挿入すると突然話が分かりやすくなるのだ。
災害があると被災者でもない愚民どもはうんこの切れが悪くなるのだ。
念の為に図示すると、
地震・津波・原発事故>>うんこの切れが悪くなる>>トイレットペーパーが普段より多大に必要。
なるほど。ここまでは分かった。
さらに議論を進めて、
では何故に愚民はうんこの切れが悪くなるのか。
賢明な読者はもうお気づきだと思うが、うんこは食物を摂取する結果として製造され排出される。で、今売れに売れている食物とは何か。
そう、
冒頭の牛乳とコメである。
うちはガスだが、電子ジャーが主流の今、コメを買っても炊けないだろう。
まあ、鍋でも紙コップでも火がありゃ炊けるが、みんながみんなそんなスキルがあるとも思えない。
ということはどういうことかというと、
つまり、コメは生で食うつもりなのだ。
生コメに牛乳をぶちかけてサラサラと食しているのである。愚民どもは。
で、当然下痢をする。
うんこの切れが悪くなる、トイレットペーパーが売れると。
2011年3月13日
ロックって何よ、 ってめんどくさい質問してくる奴に、はいこれ。 って渡してオッケーなやつ。
気分がふさぐので散歩した。
国立駅は普通だった。
一橋大学が試験延期の貼り紙を出していた。
東北新幹線ハヤブサ5日デビューの貼り紙が少し悲しい。
インド人が店のチラシを配る。
普段通りで拍子抜けした。
西友は少し混んでいたかもしれない。
水の在庫がだいぶ捌けていたけど、ほかの飲料は普通にあった。
紀伊国屋も普通だ。金目鯛の干物2000円。うん、普通だ。
サンモークでタバコ購入。無愛想。これもいつも通りでよろしい。
デスクウニオンで気になっていたAsobiseksuかBeady Eye、どっちにしよかと迷っていたが後者にする。
ライナーノーツにいろいろ書いてあるけど、
オアシスを解散したことを知らない人(ちょっと前までの俺も)に、
オアシスが新譜出したんだよ、
って聞かせたら、
「ああ、ほんとだ。相変わらず元気だね」
って言うに違いない安定感あるロックだね。
それどころでなくて、
ロックって何よ、
ってめんどくさい質問してくる奴に、
はいこれ。
って渡してオッケーなやつ。
トリプルB格の社債買うんだったら安定した電力債を買うよ。
スプレッドはたいしてつかないけどね。安心感が違うよ。
って保守的な人にはアンパイな1枚です。
なんてことを膨らまして書こうとしたのに、
社債というとても分かり難い喩えのうえに、電力債、安定どころじゃない事態になっとるし。
北口で共産党が募金募ってた。募金する気は満々だけど共産党にはしたくない。
日曜日なのに朝日新聞が夕刊配ってた。
朝日新聞は嫌いだけど配達している兄ちゃんは応援する。
2011年3月10日
ウィリアム王子と呼ばれる男
息子によると、
同じ学年(小学6年)で「ウィリアム王子」と呼ばれる子供がいるという。
あるカテゴリーで、ある役柄の人が畏敬の念を込められて「女王様」と敬称されるように尊敬をこめてのウィリアム王子--ではない。
ましてや本物のウィリアム王子でもない。そこらの日本人の少年である。
呼び方としては、
「
やーいやーい、ウィリアム王子~!
」
なんだそうである。
だから、言われたウィリアム王子くんは、
「や~め~ろ~よ~」
である。
「や~め~ろ~よ~」と来たからにはさらに嵩にかかる。
「ウィリアム王子」がどうして悪口たりえているのかは「よく分からない」(息子談)のだそうだ。
ウィリアムおうじ。
たぶん、音が似ているからといってウィリアムおおおじさまではない。
あのキャンディ・キャンディで
「なんだよ、最終回でお前(おおおじ)が落ちかよ、ざけんなよ」でお馴染みのウイリアムおおおじさま、ではない。
ウィリアム・マウントバッテン=ウィンザー
そう、(っつうかこんな名前だったのね)
ケイト・ミドルトンさんと婚約してにやけている例のあいつである。
だからって何故悪口に使われるのか。
この間ベルファストを訪問してパンケーキのフライパンを振って得意になっていたからでも、たぶんない。
分からない。
例えばほかので考えてみる。
嵐の大野でどうだろう。
「やーいやーい、嵐の大野」
嵐の大野。ウィリアム王子と文字数も近いし行けそうだろうか。
いや、
かなり弱い気がする。
たぶん「や~め~ろ~よ~」とはならない。
聞くと、しゃらくせえ女子連中に限らず、子供たちにもだいぶ人気者だからだ。
言われた方もあまり悪い気がしない、ような気がする。
むしろ「へへん」とどや顔をされそうな気がする。
なんだか知らんがむかつく。
知名度と好感度の差だろうか。
あるいは子供にとっての「どうでもいい感」が作用しているのだろうか。
ウィリアム王子。小学6年の子供にとって、かなりどーでもよさそうな臭いがする。
いや、俺もどうでもいいのだが。
息子を相手に実験してみる。
「やーいやーい、織田信長~」
「やーいやーい、オットー・エドゥアルト・レオポルト・フォン・ビスマルク=シェーンハウゼン~」
息子は「や~め~ろ~よ~」とは言わない。
鼻くそをほじりながらPSPの画面に戻ってしまった。
だからといって
「やーいやーい、カダフィ大佐~」
とか言ったら、
「あの、それ、シャレんなんないから(キリッ)」って言われそうだし。
子供たちが実践している「
ウィリアム感
」を会得すれば、いろいろ勝てそうな、いや、勝てないまでも強く生きていけそうな予感がするのだが。
「ウィリアム王子」が醸す真髄にたどりつけない。
2011年3月2日
落合とか妙典とか知らぬよ儂は
昨日。
東京メトロの東西線で中野方面に帰宅するわけだが、飯田橋で座れた。幸運。
落合で止まった。
あ~、ミョーデンにおきまして~、信号機故障により~、全線運転を見合わせておりますとのアナウンス。
ミョーデンというのは恐らく地名か駅名のことと思われ、どこの最果てだか知らぬが、そのような未開の地で起こった些事によって全線停止とは怪しからぬことよ、なんて迷惑な信号機君め、と思いつつも、信号機故障なら間もなく直って動き出すだろうと思って、Xperiaをちくちくいじっていたりする。
あ、松沢知事って、神奈川県の公共空間を全部禁煙にしたやつじゃん。都知事選に出てきたって、ぜってえ入れねえ、などとTweetし、
あ、目の前のやつの息すごく臭い、
などとやっているうちに10分以上は経過しただろうか。
その間、何故か逆方向の電車は2本来て停まって行ってしまう。
「振替輸送を行なっております。1番線の電車をご利用なすってひと駅戻って高田馬場で山手線をご利用になれます」
ってゆってる。
高田馬場にひと駅戻って、山手線を2駅乗って、新宿でオレンジのやつに乗り換える。
都合3駅も回りこんで、今1駅前の中野にたどりつくルートだ。
ああ、それはメンドイなあ。そうやっているうちに動き出すのがオチなのだ。
だいたい逆方向は動いているのだ。こちらが動かなかったらどっかで詰まっちまうだろう。
だいたい、こんな時間に中野から大手町とか日本橋とか行く奴はどうかしてるから、こっち側優先でやれよ。
まあいい。
ここは待つが上策。
などと思っているが、一向に動き出さないのでむかむかしてくる。
先程からミョーデンガー、ミョーデンのシンゴーガーと同じアナウンスをしている。
ミョーデンなんて、俺は認めないからな、だめゼッタイ。などど考えたりする。
何故、よりによって俺が落合に来たときに止まるのだ。
あとひと駅進んでおれば中野で、やれ愛しのオレンジ色の奴に乗れたのに。
あとひと駅進んでいなければ高田馬場でさっさく諦めて山手線ルートをとったのに。
ああ、分かりにくいか。
じゃあ、千代田線で言うと、代々木公園で止まってしまうようなものだ。
あと一歩で代々木上原で小田急線に乗れるのに、あと一歩手前だったら原宿行けるのに、だ。
もっと分かりにくいか。
じゃあ、半蔵門線の半蔵門で止まってしまう、日比谷線の広尾で止まってしまう、
いや、もういいや。まあ、乗換駅に挟まれた中途半端な駅ということだ。
落合って何だ。だいたい、しれっと中途半端なところにいやがって。
そんな貴様はもうミョーデン以下だ。悔い改めよ。
すると別のアナウンス。
「この駅を降りまして、5~6分で東中野に行かれます」的なことを言う。
行ってやろうじゃねえか。もう落合なんて知らん。
落合というのは川の水がどうにも落ち合ってしまうから落合というのだというのを聞いたことがあり、雨も降っているし、そんな危険な土地には降りたくないなあ、などとは言っていられない。
2番出口を出て右です右ですって駅員が連呼している。
振替乗車票をもらってずんずん歩くとあった。JRの東中野駅。
私が使うオレンジの奴の下等にあたる列車。
千葉から来るくせして中央線と呼ぶには身の程知らずのしょんべん色の冴えない奴。
たまには乗ってやるよ。
で、ひと駅で中野だ。
いつもは三鷹行きばかりで、そのせいで三鷹行き直通の青い奴の本数が限られるという迷惑なしょんべん野郎だが、乗ったのは非常に希少性の高い中野止まりだ。どこまでもふざけていやがる。
俺の乗った黄色い奴が中野駅にさしかかると、
右手から、地下からスイ~っと青いヤツが颯爽とした感じで登ってきて合流してくる。やれ懐かしや、さっきまで乗っていた青いヤツ、
って、動いてんのかよ。
しかも俺が落合で見捨ててきた奴より何編成か後ろから来たやつじゃん。
まあ、だいたいこうなる。
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