2012年11月26日

甘栗食ってけ街

かみさんが若いころ横浜で勤めていたというのに、中華街の存在をご存じないというので、
連れて行った。

山下公園から来ると入り口はこんなん。

すぐ左に甘栗屋がある。
聘珍大甘栗って店。
「ニイサン、甘栗たべテテヨ」
的におばちゃんが手に持った甘栗一个を付き出してくる。

素通りする。
甘栗屋だから甘栗は勧めるだろうな。
しかしさにあらず。不是那样!
大通りを歩く。
市場通りとか狭いところもうろうろする。
関羽さんもお参りする。

これがどこへいっても、
「甘栗オイシヨ、食てケにいさん」
「甘栗どぞ」
「甘栗」
「一个くてけ」
「吃糖炒栗子」
「死不吃」
「糖炒栗子万岁」
「请吃日本小鬼子」
なのだ(後半四つぐらいは嘘)

なんなのだ?流行ってるのか。
前に行った時はこんなに甘栗攻撃を食らわなかった。

しかたがないので会社の同僚の凪さんに聞いてみた。

这是是不是桌子?
という我の問いに

凪さんはこう答えた。
你愚蠢吗、没有那样的事、頭奇怪吗、屎快要漏了、我先吃啦、小心点,别伤着。

何を言っているのかさっぱり分からなかったが、
そのようなことはなかったはずだ、ということが言いたかったようだ。

全部断ったが、
全部食っていたらお腹いっぱいで夕飯代が浮いたかもしない。


2012年11月24日

ローリング・ストーンズ

息子(中2)の洋服買いに付き合って何軒か店を回る。
全然決まらない。いい加減にしろ。
優柔不断などという要素が父と母のどのへんにあるのか。
いや全くない。
迷ったら笑える方を選ぶ。、、というのは今さんまのまんまでテリー伊藤が言ったのを真似しただけだが、

父は飽きた。勝手にしろ。

振り向くとCD屋さんがある。
どれどれ。

正面に飾られていたのはコレ。



レッド・ツェッペリン。

ツェッペリン号は興味あるけど赤いのは興味ない。
いや、レッドは赤じゃねえのか。
んなことどーでもいいね。
問題はGRRR!
の方だ。
何て読むんだ。ガァァァ!なのかグルルル!なのか。
いやそんなことはどーでもいい。
新曲が出たそうじゃないかい。これ。


やばい。かっちょいい。
なんなんだこの健在ぶりは。
GRRR!
に入ってるんだよね。
いや、それは知ってるんだが、
知ってるんだが、ベスト版でしょこれ。
あーきゃんげっの~、さーてぃすふぁ~くしょん
とか
じゃんぴんじゃぁふらっ~しゅ
とかさ、
うん、知ってるけどさ、むちゃくちゃかっけええけどさ。
気後れするんだよね。
俺の随分上の世代だしさ。
したり顔で、いいよね、とかいう同世代とか俺よか下の奴とかさ、いるけど、
「おめえ生まれてねえじゃん。俺もだけど」
っていう気後れ。

知ってる、現役で知ってると威張れるのはコレ以降。


ミュートマ(TVKでやってた洋楽番組)
でさ、デュランデュランとかカルチャークラブとかちゃらいの聞いてたら、
これがガツンと来たわけよ。


このジャケのいやらしい部分って剥がせたんじゃなかったっけ。

で、ず~っと忘れていた頃にこれ、


これは会社の同僚が買って、当時CCCDで出してやがって、強引にPCに落として、今でもWalkmanに収まっている。
なんだかんだ、ストーンズは買ったことがない。
そんでまた、ず~っと忘れていた頃に、上で紹介した新曲、
ってわけ。
そんなわけでGRRR!の展示コーナーを通り過ぎる。

店内に全米のチャートとか貼ってある。はなから興味ないけど、へえ、あの韓国のデブのおっさんの奴ほんとに売れてんだ。ふ~ん、どーでもいいね。
英国コーナーに行くと話題のジェイク・バクってのが一押し。
う~ん、何曲かDLしたけど、そんなにいいかなあ、
なんてうだうだしていたら、
店内で突然(っつっても何やらはずっとかかっていたのだろうが)

これが。
うわ、ずるいぞそれ。

ぴゅ~、って感じ。
気後れとか、もういいじゃん。素直になれよ俺。

店頭にもどって、これをガシっとつかんで
ください!くれ、全部くれ、今くれ。
俺を黒く塗れ!塗りつぶせ。
買った。

あ、俺が優柔不断だったじゃん。





2012年11月8日

赤がどう見ても優勢だろ

スマホでKOEIの三国志2なんて出ているもんだからやらざるを得ないではないか。


このシナリオから劉備でよくやったもんだ。
関羽、張飛、趙雲がそろってて、あと軍師が欲しいな。諸葛亮をめっけなきゃ。
で、歴史上ではこのあと、曹操 (上の青色)が攻めてきて、しかたないから孫権だまくらかして戦わせて、

左上は曹操、右上諸葛亮、右下趙雲、左下周瑜。

 諸葛亮がむかつく手紙を周瑜に出して、周瑜鼻血ブーで死なせて荊州とって、でも関羽が死んで荊州は孫権に取り返されちゃって、
次のシナリオはこうなって↓
三国時代っすね。
蜀に落ち着いた劉備(緑)と主要地を押さえた曹操・曹丕(青)、南の孫権。
でも、そんなんめんどくさいから。
暇つぶしだし。

架空武将を使ってやる。
暇つぶしだから劉備さんの苦労なんてしたくないもんね。
で、こう↓
武力100、知力100、魅力100の金曜日さんが洛陽を押さえて統一間近であります。
中国大陸のほとんどは我がグレーの色に染まりつつあります。

青州兵を率いてこれからが雄飛という曹操(青色)は山東半島に逼塞して、北の劉備(緑)、袁紹(黄色)もまったく振るわず。馬騰(茶色)はようやく2国。劉焉(紫)は歴史通りおとなしく蜀の地で侵略されるのを待っております。

かつて呂布と組んで曹操に反旗を翻した陳宮も、建寧とかいう知らん僻地ですっかり田舎役人となっております。

なんてふうに楽しんでいる。
ところが今朝、新聞を開いてみるこんな地図が出ているではないか。


なんの地図だか知らんが、どうやら赤が優勢のようだ。
だって、この地図を全部赤くしたら、統一でゲーム終了でしょ。
当然だよね。
これで青が勝ちなんてのはシミュレーションゲームをやったことのない世間知らずだろ。

では、赤でやってみるか。

書いてある数字はおそらくその国の戦力。
カリフォルニアには55万の兵がいる。大国だ。

対して、隣接する我がユタは6、アリゾナは11。とても危険だ。
手を打たないと次のターンでカリフォルニアに併呑されるのは火を見るより明らか。

武力100の呂布や90台の夏侯惇や太史慈あたりを至急「移動」させねば。
おそらく「開発」「民忠」の値も低いに違いない。
陳宮のような頭のいいやつも「移動」してやらなければ。

実在武将で唯一武力100のおじさん。アリゾナに派遣することにする。
これは忙しい。

態勢が整ったら次にやるべきは当然のことながらカリフォルニア対策だろう。
テキサスの38を活用してニューメキシコ5、コロラド9を陥して、
オクラホマ7、カンザス6、ワイオミング3の隣接敵地のなくなった国の兵力とを合わせ、
次のターンでカリフォルニアに攻め入る。

獲ったらすぐさま東海岸対策に乗り出さねば。ものすごく劣勢ではないか。



と、

書いているうちに飽きた。
馬鹿ですね。

以上。




2012年11月7日

クレプスキュール

宣伝みたいでアレだし、今更アレだが、
SoundHound便利だな。

出勤前にエクセルシオールカフェで、
今日は可愛いUさん出社しとるかなとか、
スマホの三国志2などして無駄な時間を過ごしているのだが、
BGMで気になるのが。
可愛い姉ちゃんの声で、フランス語でホショフショ歌っている。

よし、SoundHoundが火を吹く時がきたぜ。
とスマホをかざす。
するとどうだろう。

こんな画面が出て、
歌っているアーティストがMikadoとな。
う~ん、記憶の引き出しのおく~~~の泥濘と汚物と恥辱にまみれたさらに深層にある響き。
なんだっけか。
なになにLes Filles Du Crepusculeとある。アルバム名のことかな。

ル・フィル・ドュ・クレプシュキューレ
とか読むのだろうか。シムブプレ。ケツクセ。

いや、
クレプスキュール!!

クレプスキュールに属していた連中のオムニバスだ、きっと。
あ、あれだ、80年代、新星堂で扱ってたやつだ。
福生の西友の新星堂にコーナーが設けてあって、ちょっと異質な雰囲気をかもしていたものだ。
ベルギーのレーベル。
うぎゃー
アンナ・ドミノ、アンテナ、マラリア!

のひょう。
そんなのいたなあ。当時は買えなかったけど、ラジオで聴いて知っていたぞ。
うし、買うべ。
買った。



え、なんだとぉ。
クレプスキュールってペイル・ファウンテインズやらポール・ヘイグもいたの?
お、アズテック・カメラも!?
/(^o^)\ナンテコッタイ。
これに入っとる。むう。これはどうしよう。


2012年11月4日

五日市を散歩してみた

武蔵五日市って夏にバーベキューやらで行ったこと何度もあるけど、散歩ってしたことないな
ってんで行ってみた。

まずは腹ごしらえ。魚鶴。


新そばなのでもりを頼んでみた。
予想以上にうまかった。


こころず止まる!



惜しい!
玉泉寺というお寺を目指す。
天気がよく、田舎道が気持ち良い。


玉泉寺到着。
えっと、普通の民家みたいだったので、本堂とかの写真はない。


川に出た。結構このへん蛇行していて、意外なとこで出くわした感じ。


阿伎留神社。思いがけず立派。七五三やってた。
向かって右の奴。鞠ついてて(?)かわいい。
左の奴。
また川に下る。


広徳寺への坂道にあったやつ。
朽ちちゃってまあ、庚申塚だかお墓だか。寛政何年ってのもあった。

広徳寺山門。
山門の奥に銀杏の門。紅葉したら凄そう。
本堂。屋根の家紋は北条かな?
裏のお池。
都下最大級という微妙な大きさが自慢のタラヨウの木。
都下最大級という微妙な大きさが自慢のカヤの木。
大きく表示(写真をクリック)するとわかるけど、飛行機雲が綺麗。
檜原街道沿いの謎のアメ廃車群。
最後の写真の奥の建物は「きれ屋」。
表が呉服屋で奥が珈琲屋。ここで休んだ。手ぬぐいも売ってる。

駅-たいら-蕎麦屋-下り坂-玉泉寺&川-上り坂-阿伎留神社-下り坂-川&橋-上り坂-広徳寺-下り坂-川&橋-上り坂-きれ屋
と、アップダウンが激しい。
レンタサイクルが駅前にあったけど、このコースではお薦めできない。